中部地区における水素事業への取組み紹介セミナー
~2050年のカーボンニュートラルに向けて~
開催案内
1.背景と目的
パリ協定の発効を受け、深刻化する地球温暖化問題に対し、我が国としての責任を一層果たしていくことが求められています。一次エネルギーのほぼ全てを海外の化石燃料に依存する我が国においては、エネルギー安全保障の確保と温室効果ガスの排出削減の課題を解決していくことが必要です。
こうした背景の中、水素は再生可能エネルギーによる水の電気分解や、化石燃料とCCSなどと組み合わせることなど、多様な資源から製造できるため、国内製造はもちろんのこと、海外からの調達先の多様化を通じ、我国のエネルギー供給・調達リスクの低減に資するエネルギーです。また、水素はカーボンニュートラルエネルギーとして活用のみならず鉄鋼や化学の原料としての利用も可能なため、我国では水素社会の実現に向け、水素を「つくり」「はこび」「ためて」「つかう」取組を、世界に先駆けて推進しています。
今回、中部地区における水素のサプライチェーンの構築、水素利用の可能性、利活用のポテンシャルに関する各種調査が進められている内容を紹介することにより、産業・学術・行政の各主体によるゼロカーボン推進活動の参考となるべくセミナーを開催します。
2.内 容
開催時期:2022年12月16日(金) 13:15~16:35
講演タイトル及び講師
「カーボンニュートラル時代における水素政策の今後の方向性」
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギーシステム課
水素・燃料戦略室 課長補佐 吉田 尋紀 氏
「中部圏における大規模水素社会実装に向けた取り組み」
中部圏水素利用協議会
事務局 株式会社三井住友銀行
サステナビリティ企画部 事業開発グループ 二宮 雅史 氏
「名古屋南部工業地帯を中核とした水素利活用による脱炭素化と中部圏の産業発展、活性化ポテンシャルに係る調査について」
株式会社野村総合研究所 グローバル製造業コンサルティング部
エキスパート 佐々木 健一 氏
「名古屋港を中心とした地域における水素利活用モデル構築に関する調査について」
豊田通商株式会社 ネクストモビリティ推進部 水素事業開発グループ
課長補 藤田 将司 氏
対 象: あいちゼロカーボン推進協議会会員および会員以外の参加希望者
方 法: オンライン方式(Zoomウェビナー利用)
定 員: 300 名
参加費用 : 無料
3.申し込み方法
申込期限: 2022年12月16日(金)
参加申し込みの受付は終了しました。