「熱エネルギー利用工程でのゼロカーボンへの取組」セミナー開催案内
1.背景・目的
「熱エネルギー」と一言で言っても、必要とされる温度帯は用途によってさまざまです。産業界での熱エネルギー利用は、たとえば食品を加工する際に使用される100℃から200℃から、金属加工などの重工業プロセスなどよっては1700℃もの熱エネルギーが必要となります。これらの熱エネルギーの供給源としては、石油やガスなどの化石燃料、電力、さらにバイオマスや太陽熱、地中熱など再生可能エネルギーがあります。このうち、現在もっとも多くを占めているのは化石燃料であり、ゼロカーボン社会の実現には、熱エネルギーの多くを占めている化石燃料由来の二酸化炭素をさらに削減していく必要があります。加えてまだ導入が十分に進んでいない電力を使った熱供給や、熱利用プロセスの見直しなども踏まえて、抜本的な取り組みを進めていくことが重要です。今回、熱プロセスに対する取組みの事例を紹介し、ゼロカーボンプロセスを検討されている皆様に広く取組を理解していただくとともに、ゼロカーボン社会の実現にも貢献する参考事例とすべくセミナーを開催いたします。
2.内 容
開催時期: 2022年6月23日(木)13:30~16:30
講演タイトル及び講師:
「熱成形分野における省エネ、脱炭素への貢献」
布施真空株式会社 代表取締役社長 矢葺 勉 氏
「カーボンニュートラルに向けて工業炉業界が取り組むべき課題と方向性」
中外炉工業株式会社
プラント事業本部 脱炭素プロジェクト部 部長 河本 祐作 氏
「カーボンニュートラルに向けた中部電力ミライズの産業プロセス電化、省エネの取組み」
中部電力ミライズ株式会社
法人営業本部 エンジニアリング部 部長補佐 赤坂 千春 氏
対 象: あいちゼロカーボン推進協議会 会員および会員以外の参加希望者
方 法: オンライン方式(Zoomウェビナー利用)
定 員: 300 名
参加費用 : 無料
3.申し込み方法
申込期限: 2022年6月23日(木)
参加申し込みの受付は終了しました。